ズボラで飽き性の私がオススメする、習慣化の方法5選

とかく習慣を作るのは難しい。これは何も私に限ったことではないのは、書店にあふれる【誰でもいい習慣を作れる本】の数を見ればわかるだろう。

みんないい習慣が維持できず困っているのだ。

今日はそんな数ある本や動画に救いを求め続けたズボラの私が備忘録がてら、やってみてオススメと思えた情報5つをまとめてみようと思う。

 

 

 

1.やるタイミングを決める

 

走り出す前の準備と言える。自分にとって一番出来そうなタイミングを探しだし、そこにやることとしてスケジュールに組み込んでしまう。

「空いた時間にやろう」「出来そうなときにやろう」

最初の数日はそれで十分だが、一週間後くらいには空いた時間」も「出来そうなとき」も永遠に来なくなる完全な音信不通だ。

しかしやるタイミングを決めておけば、自分の意志とは関係ない。

 

しかし、「朝の6時」にやるだとか【やる時間】を定めるのは絶対にお勧めしない。

6時を過ぎた時点で完全にやる気を無くすし、何よりズボラの本能がなんやかんやと6時を過ぎるよう前後の予定を調整するからだ。

「今日はちょっと間に合わなかったから、明日からやろう」

となるし、その明日はやはり永遠に来ない。

 

だからこそ時間ではなくタイミングで決めてほしい。

「朝、歯磨きが終わったら」とか「電車に乗ったら」とかだ。

私はなんかしら嫌なことはYouTubeを見ているタイミングでと決めている。効率は下がるがストレス解消を並行して行える。

時間で定めるより、ずっとやりやすくなるからタイミングで組み込むのは本当にオススメだ。

 

2.TODOリストを書く

これはやっていない人がいたら、前日の夜か当日の朝に是非とも書いてみてほしい。

ただ文字に起こすだけなのだが、紙に書くだけでサボった時なんかモヤッとするのである。

「今日はやっぱやめとこうかな」なんて思っているのが居心地悪く感じるようになる。

加えて、やる気はあるが「普通にうっかり忘れていた」なんて事態も防げる。

いらない紙に走り書きでまったく問題ない。書いたらそれを机の上に【出しっぱなし】にするだけだ。

逆に律儀に手帳の中にしまったりすると、見なくなってしまう恐れが大いにあるのでオススメしない。

出しっぱなしが最強だ。

 

3.スタートの用意をしておく

これは習慣化したい行動に必要なものをあらかじめ用意しておこうという事である。

筋トレなら

【道具をすぐ手に取れる場所に置いておく】

【筋トレする空間を開けておく】

などである。我々のやる気は大変かよわ準備に時間がかかると、その労力を思い浮かべただけで一気に「やっぱ今日はやめとこう」となるのだ。

そんな事態を防ぐために、あらかじめ道具をそばに置き、筋トレスペースだけは物を置かず死守することが重要になる。

なんならもうヨガマットは引いたままでいいじゃない。明日も使うから。

 4.とりあえず21日(三週間)を目指す

人が習慣を定着させるには約3週間かかるそうだ。

生物にはホメオスタシス(恒常性)というものがあり、変化を嫌う習性がある。本能レベルで新しい習慣を拒んでくるのである。

変化を嫌う習性を敵から味方にするには【新しい習慣を日常にする】しかない。

習慣をやめる事が変化と判断されるまで続けられれば此方の勝ちなのだ

つまり21日間だけは頑張ろう。それ以降はぐっと楽になるはずだ。

 

5.OKの基準を限界まで下げる

これは前述の21日ルールにつながるが、目下我々の目標は続けること。

21日間の目標は21日間続けることなのだ。

だから腹筋は1回、読書は1ページ。それでOKとする覚悟が必要だ。

 

長時間勉強するために有効な方法としてポモドーロテクニックというものがある。

これは例えば【45分で一区切りとし、時間が来たらどれだけ中途半端な状態でも休憩を挟まなければいけない】という勉強法である。

あえてキリが悪い状態で手を止めさせる事で、自然と「もっとやりたい」という思いがわき、自然と次の45分も集中し意欲的に取り組める仕組みになっている。

 

習慣のOK基準を限りなく低く定めることで、やる気のある日はもっとやりたくなるし、逆になかったら1回ないし1ページだけ取り組んだらいいと思うと気が楽になる。

 

習慣作りに必要なのは、いかに21日間続けるかだ。

この21日間に「3kg痩せよう」だとか「知識レベルを上げよう」などという願望をもってはいけない。

やる気をそぎ、習慣を諦める理由作りになるだけだからだ。

 

あくまで結果を求めるのは習慣が体に根付いてからにしよう。

 

 

終わりに

以上、怠惰の化身の私が試して効果のあった習慣作りの方法5選だ。

21日。ズボラを極めし我々にとっては大変な時間ではあるが「何かやりたい」「変わりたい」そんなあなたの役に少しでも立てたら幸いだ。

出来そうな項目からでも、ぜひやってみて欲しい。

健闘を祈っている。